たま‐くしげ【玉櫛笥/玉匣】
[名]くしげの美称。「この箱を開きて見てばもとのごと家はあらむと—少し開くに」〈万・一七四〇〉
[枕] 1 くしげを開けたり蓋(ふた)をしたりするところから、「あく」「ひらく」「覆ふ」にかか...
たたかうへいたい【戦ふ兵隊】
亀井文夫監督による映画の題名。昭和14年(1939)年制作。軍部による検閲で厭戦的な描写が問題となり、公開禁止となった。ネガは処分され、長らく幻の映画とされてきたが、戦後昭和50年(1975)に...
だい【第】
[音]ダイ(呉) テイ(漢) [学習漢字]3年 1 一段一段と並ぶ順序。段階。「次第」 2 古代中国の官吏登用試験。広く、試験のこと。「科第・及第・登第・落第」 3 やしき。邸宅。「邸第・聚楽第...
だいとく‐じ【大徳寺】
京都市北区にある臨済宗大徳寺派の大本山。山号は竜宝山。開創は正中元年(1324)、開山は宗峰妙超、開基は赤松則村。後醍醐天皇から勅額を賜り、五山の一となったが、のち、その位を辞し在野的寺格を保つ...
だい‐ぶ【大分】
[名・形動]数量や程度がかなり多かったり進んでいたりすること。また、そのさま。相当。だいぶん。「彼が去って—になる」「おそらく北向の—の沖を越えて」〈緑雨・おぼろ夜〉
[副]思ったよりも数が...
だいじん‐かぜ【大尽風】
大尽ぶること。金持ちであるのをひけらかすこと。「札びら切って、—を吹かしているお爺さんが」〈秋声・あらくれ〉
たいせき‐りょく【体積力】
物体にはたらく力の大きさが、その体積に比例する力。重力、慣性力、電磁気力などをさす。物体力。→表面力
だいしょう‐ヘラクレス【大証ヘラクレス】
⇒ヘラクレス
タウデニ【Taoudenni】
マリ北部の村。16世紀末より現在にいたるまで、西アフリカを代表する岩塩の産地。古くからサハラ砂漠を渡るラクダの隊商によりトンブクツに運ばれる。
大疑(たいぎ)は大悟(たいご)の基(もと)
大いに疑問を持つことは、のちに大きな悟りをひらくもとになるということ。