こも‐まくら【菰枕/薦枕】
[名]マコモを束ねて作った枕。特に、旅寝で即席の枕をいう。「—相まきし児もあらばこそ夜の更(ふ)くらくも我が惜しみせめ」〈万・一四一四〉
[枕] 1 薦枕を綰(た)く、または薦枕が高いところ...
サクテン【Sakteng】
ブータン東部、タシガン県の村。インドのアルナーチャルプラデシュ州との国境に近い。チベット仏教ゲルク派が多い。またプロクパとよばれる遊牧民が居住している。長らく外国人による訪問が禁止されていたが、...
さがにっき【嵯峨日記】
松尾芭蕉の日記。1巻。宝暦3年(1753)刊。元禄4年(1691)4月18日から5月4日まで京都嵯峨の去来の落柿舎(らくししゃ)に滞在した間の句文を収録。
さかはち‐ちょう【逆八蝶】
タテハチョウ科のチョウ。中形で、前翅(まえばね)・後ろ翅とも褐色の地に逆「八」字形の白帯があるが、春型と夏型で模様が異なる。幼虫はイラクサなどを食う。《季 春》
サウス‐バイ‐サウスウエスト【South by Southwest】
米国テキサス州オースティンで毎年3月に行われる催し。1987年に音楽祭として始まった。1994年に映画祭が加わり、1998年頃からインタラクティブ(双方向)をテーマとする技術・芸術・メディアなど...
サイクスピコ‐きょうてい【サイクスピコ協定】
《Sykes-Picot Agreement》第一次大戦中の1916年に英国・フランス・ロシアが締結した、戦後のオスマン帝国の領土分割に関する秘密協定。名称は、原案を作成した英国の中東専門家マー...
さいせい‐けっかん【再生血管】
人工素材の血管に骨髄幹細胞を注入し、生体内に移植して分化・成長させた血管。移植後しばらくすると人工血管の内壁が骨髄幹細胞由来の内皮細胞で覆われる。
さいにゅう‐ざい【催乳剤】
母乳の分泌を促進させる薬剤。ビタミンLや催乳ホルモン(プロラクチン)など。
さいら・く【才らく】
[動カ四]学才がありそうに振る舞う。「文屋(ふや)の博士さかしだち—・きゐたり」〈紫式部日記〉 [補説]用例は、「ひひらく」の誤りとする説もある。
こもり‐ど【隠り処】
隠れて人目につきにくい所。「—の沢泉なる岩根をも通してそ思ふ我(あ)が恋ふらくは」〈万・二四四三〉