さりげ‐な・い【然りげ無い】
[形][文]さりげな・し[ク]何事もないように振る舞うさま。それらしいようすを感じさせない。なにげない。「—・い心づかい」 [補説]「さりげに」は「さりげない」の「ない」を取り、形容動詞活用語尾...
さること‐ながら【然る事乍ら】
[連語]…はもちろんのことだが、そればかりでなく。いうまでもなく。「この映画はストーリーも—、音楽もすばらしい」
さん【惨〔慘〕】
[常用漢字] [音]サン(呉)(漢) ザン(慣) [訓]みじめ むごい 〈サン〉 1 いたましい。みじめ。「惨禍・惨苦・惨憺(さんたん)・惨落/悲惨」 2 むごい。むごたらしい。「惨劇・惨烈/...
さん‐がい【惨害】
いたましい被害。むごたらしい災害。「台風は各地に—をもたらした」
さん‐けい【惨刑】
むごたらしい刑罰。
さん‐げき【惨劇】
悲惨な内容の演劇。転じて、殺人などのむごたらしい出来事。「—の舞台となった町」
さん‐じょう【惨状】
思わず目をそむけたくなるような、むごたらしいありさま。また、いたましいありさま。「事故現場の—」「難民の—を報じる」
さん‐すい【山水】
[名] 1 山と水。山と水のある自然の景色。 2 築山(つきやま)と池とがある庭園。「枯(かれ)—」 3 「山水画」の略。 4 山から出る水。やまみず。〈日葡〉
[形動ナリ]ものさびしいさま...
さんすい‐おとこ【山水男】
みすぼらしい身なりの男。「身こそ墨絵の—、紙表具の体なりとも」〈浄・反魂香〉
さん‐どく【惨毒】
[名・形動] 1 むごたらしく傷つけること。むごたらしく苦しめること。また、そのさま。「地震は災害の尤—なる者なり」〈津田真道・明六雑誌一七〉 2 むごたらしい害毒。