ひと‐がまし・い【人がましい】
[形][文]ひとがま・し[シク] 1 一人前に見えるさま。人並みらしい。「斯様(こんな)ものさえ—・くそのようにお話して下さいますのが」〈木下尚江・良人の自白〉 2 相当の人物らしく見えるさま。...
ひと‐け【人気】
《「ひとげ」とも》 1 人のいるようす。人の気配。ひとっけ。「—のない場所」 2 人間らしいこと。人並み。「我をば—なしと思ひ、離れたるとな」〈源・紅梅〉
ひと‐くさ・い【人臭い】
[形][文]ひとくさ・し[ク] 1 人間のにおいがする。人のいる気配がする。「むうっと—・いにおいが鼻を打った」〈水上・大阪の宿〉 2 人間らしい。「人を—・いとも思わぬような、自暴自棄(すてば...
ひと‐で‐なし【人で無し】
[名・形動]人間らしい心を持たず、恩義や人情をわきまえないこと。また、その人や、そのさま。「—な(の)仕打ち」
左褄(ひだりづま)を取(と)・る
《芸者が左手で着物の褄を取って歩くところから》芸者勤めをする。「昔、—・っていたらしい面影も浮んで来て」〈秋声・仮装人物〉
ひとびと・し【人人し】
[形シク] 1 一人前らしい。人並みである。「この君をだに—・しくもてなし聞こえむと思へるを」〈堤・思はぬ方にとまりする少将〉 2 身分または、人格がすぐれているさま。「—・しき人の、青鈍(あを...
ひと‐がい【人甲斐】
人としての生きがい。人間らしいしるし。「—もなき今の身を語れば主従と知らるることぞ悲しき」〈謡・烏帽子折〉
びた‐びた
[副](スル) 不快なほど濡れているさま。「この—する雨気の中に」〈朔太郎・厭らしい景物〉 [形動]に同じ。「まわりがとばしりで—になって」〈三重吉・桑の実〉
はんか‐くさ・い【半可臭い】
[形][文]はんかくさ・し[ク]おろかである。ばからしい。「—・い理屈」
び【美】
[音]ビ(漢) ミ(呉) [訓]うつくしい [学習漢字]3年 1 見た目にすばらしい。形がよい。うつくしさ。「美観・美醜・美術・美人・美文・美貌(びぼう)・美麗/艶美(えんび)・華美・審美・耽美...