きぞく‐てき【貴族的】
[形動]言動・態度などが貴族らしいさま。また、気品のあるさま。「—な風貌(ふうぼう)」
きょと・い
[形]《「けうとい」から転じた「きょうとい」の音変化。近世語》 1 はなはだしい。とんでもない。「滅相な—・いこと言はんす」〈咄・無事志有意〉 2 みごとである。すばらしい。「はあ、鯖(さば)の...
かん‐ごえ【甲声】
かん高い声。高くひびく声。「錆を含んだ、芸人らしい—を絞って」〈谷崎・幇間〉
肝脳(かんのう)地(ち)に塗(まみ)る
《「史記」劉敬伝から》顔や腹が断ち割られ、脳や肝が泥まみれになる。非常にむごたらしい死に方をすることのたとえ。
かん‐つう【感通】
[名](スル)自分の思いなどが、相手に通じること。「わたしのこの心はポチにも自然と—していたらしい」〈二葉亭・平凡〉
気(き)があ・る
1 意志・意欲がある。「本当に勉強する—・るのか」 2 興味や関心がある。特に、恋い慕う気持ちがある。「彼は彼女に—・るらしい」
き‐ぜつ【奇絶】
[名・形動]きわめて珍しいこと。すばらしいこと。また、そのさま。「なある程こりゃ—ですね」〈漱石・坊っちゃん〉
き‐しょう【奇勝】
1 思いがけない勝利。また、思いもつかないような計略で勝つこと。奇捷(きしょう)。 2 珍しい景色。すばらしい景色。景勝。「天下の—」
きょう‐たん【驚嘆/驚歎】
[名](スル)すばらしい出来事や、思いも及ばない物事に接して、おどろき感心すること。「—に値する」「最新の科学技術には—するばかりだ」
き‐りん【騏驎】
1 1日に千里も走るという、すばらしい馬。駿馬(しゅんめ)。 2 「麒麟(きりん)」に同じ。