りきどう‐ふう【力動風】
世阿弥が説いた、能における鬼の演じ方の一。形も心も鬼で、からだに力をこめて強く荒々しく演じる。→砕動風(さいどうふう)
りき‐へん【力編】
小説・映画などで、精力をこめてつくり上げられた作品。力作。
りきほん‐せつ【力本説】
哲学で、一切の存在の根源にあるものは力であって、それによって生成・運動・状態などが成立するとする立場。ライプニッツが代表的。力動説。ダイナミズム。
りきみ【力み】
1 からだに力を入れること。また、力が入ること。 2 つよがり。負けん気。 3 気負い。「—のない素直な文章」
りきみ‐かえ・る【力み返る】
[動ラ五(四)]はなはだしくりきむ。「負けてたまるかと—・る」
りき・む【力む】
[動マ五(四)]《名詞「りき(力)」の動詞化》 1 からだに力を入れる。息をつめて力をこめる。いきむ。「バーベルを持ち上げようと—・む」 2 力のあるようなふりをする。強がってみせる。「腕まくり...
りき‐やく【力役】
国家から課される労役。律令制では、庸と雑徭。りきえき。
りきゅう【利休】
⇒千利休(せんのりきゅう) 「利休形(がた)」「利休下駄(げた)」などの略。 [補説]書名別項。→利休
り‐きゅう【離宮】
皇居・王宮とは別に設けられた宮殿。「修学院—」
りきゅう【利休】
星川清司による千利休の伝記小説。平成6年(1994)刊行。