りゅうせん‐じ【滝泉寺】
東京都目黒区にある天台宗の寺。山号は、泰叡山。通称、目黒不動。開創は大同3年(808)、開山は円仁と伝える。寛永元年(1624)徳川家光が諸堂を造営してのち隆盛。
りゅうせん‐どう【竜泉洞】
岩手県中東部、下閉伊(しもへい)郡岩泉町にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。地底湖は透明度が高く、名水として知られる。
りゅうせん‐よう【竜泉窯】
中国浙江(せっこう)省竜泉県およびその付近にあった窯。宋〜明代に青磁を産出し、日本では、ほぼ時代順に砧(きぬた)青磁(南宋)、天竜寺青磁(元〜明代中期)、七官(しちかん)青磁(明代後期)とよばれ...
りゅうぜつ‐さい【竜舌菜】
キク科の一年草。アキノノゲシに似て、葉は長楕円形で切れ込みがある、秋、大きな穂を出して黄色い頭状花が密につく。日本には昭和初期に台湾から鶏の飼料として導入。
りゅうぜつ‐らん【竜舌蘭】
1 キジカクシ科の常緑多年草。葉は根元から叢生(そうせい)し、長さ1〜2メートル、剣状で肉が厚く、縁にとげがある。開花は約60年に一度という。高さ7〜8メートルの花茎を伸ばし、黄緑色の花を円錐状...
りゅう‐ぜん【隆然】
[ト・タル][文][形動タリ]高く隆起しているさま。「其平地が…十七里向うへ行って又—と起き上って」〈漱石・草枕〉
りゅうぜん‐こう【竜涎香】
香料の一。マッコウクジラの腸内からとった松脂(まつやに)状の物質。麝香(じゃこう)に似た芳香がある。りゅうえんこう。アンバーグリス。
りゅう‐そ【流祖】
その流派をはじめた人。
りゅう‐そう【琉装】
沖縄県に、琉球王朝時代から伝わる伝統衣裳。もとは身分や階級によって色柄模様が区別され、紅型(びんがた)などが用いられた。和装にも似るが、和服よりも袖口が広く、風通しがよい。
りゅうそう‐せい【留巣性】
鳥のひなが孵化(ふか)後、巣内にとどまり、親からの給餌・保護を必要とする性質。樹上などに営巣する鳥にみられる。就巣性。⇔離巣性。