竜(りゅう)の鬚(ひげ)を撫(な)で虎(とら)の尾(お)を踏(ふ)む
きわめて危険なことをすることのたとえ。
りゅう‐は【立破】
仏語。因明(いんみょう)で、論議の際の主張と、それに対する反論のこと。また、自分の主張を立てて、他人の非説を破ること。りっぱ。
りゅう‐は【流派】
技芸・芸術などで、方法・様式・主義などの違いから区別される、それぞれの系統。
りゅう‐はい【流輩】
同じ仲間。同輩。
竜(りゅう)は一寸(いっすん)にして昇天(しょうてん)の気(き)あり
大成する人は幼いころから非凡なところがあるというたとえ。栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し。
りゅう‐はつ【柳髪】
女性の髪の美しさを柳の枝にたとえた語。「—風にたをやかに」〈謡・昭君〉
りゅうばん‐こきょ【竜蟠虎踞】
《竜がわだかまり、虎がうずくまる意》 1 ある地所を根拠地にして威勢を振るうこと。「海宇に—するも」〈吉岡徳明・開化本論〉 2 地勢が要害堅固なこと。
りゅうばん‐るい【竜盤類】
竜盤目の恐竜の総称。腰帯の恥骨が前下方に、座骨が後下方に伸びて、トカゲ類のように開いた形をしているもの。ティラノサウルス・アパトサウルスなど。→鳥盤類
りゅうひぎょてんか【竜秘御天歌】
村田喜代子の歴史小説。慶長の役により日本に強制連行されてきた朝鮮人陶工たちの姿を描く。平成10年(1998)刊。第49回芸術選奨文部大臣賞受賞。
りゅうひ‐てっこう【硫砒鉄鉱】
鉄・砒素・硫黄からなる鉱物。斜方晶系。銀白色で金属光沢がある。菱形の断面をもつ柱状や塊状・粒状で産出。砒素の原料鉱石。毒砂。