りょししゅんじゅう【呂氏春秋】
中国、秦の宰相呂不韋(りょふい)が門下に集まった食客の著作を編集した書。26巻。道家・儒家思想を主とし、先秦の諸家の学説を網羅したもので、12紀・8覧・6論からなる。呂覧(りょらん)。
りょし‐の‐らん【呂氏の乱】
前180年、漢の高祖劉邦(りゅうほう)の皇后呂后(りょこう)の死後、政治を独占していた呂氏一族を、劉氏一族と陳平・周勃(しゅうぼつ)らが協力して滅ぼした事件。
りょ‐しゃ【旅舎】
旅館。宿屋。「いま軽井沢の—に避難しておりますが」〈堀辰雄・七つの手紙〉
りょ‐しゅう【旅愁】
旅先で感じるわびしい思い。たびのうれい。客愁(かくしゅう)。
りょしゅう【旅愁】
横光利一の小説。昭和12〜21年(1937〜46)発表。未完。パリを主要舞台として矢代と千鶴子との恋愛を軸に、東洋と西洋、伝統と科学などの問題を主題にした作品。
りょ‐しゅう【虜囚】
とらわれた人。捕虜。
りょしゅうき【虜愁記】
千葉治平の小説。昭和39年(1964)より発表。昭和40年(1965)、第54回直木賞受賞。
りょ‐しゅく【旅宿】
旅先で泊まること。旅泊。また、その宿。旅舎。
りょ‐しょう【旅商】
各地を旅しながら商売をすること。また、その人。行商。