ろう‐ば【老馬】
年とった馬。
ろう‐ば【老婆】
年とった女性。老女。老媼(ろうおう)。
ろう‐ばい【老梅】
年数を経た梅の木。《季 春》 [補説]書名別項。→老梅
ろう‐ばい【狼狽】
[名](スル)《「狼」も「狽」もオオカミの一種。「狼」は前足が長くて後ろ足が短く、「狽」はその逆。「狼」と「狽」は常にともに行き、離れると倒れるのであわてるというところから》不意の出来事などにあ...
ろう‐ばい【蝋梅/臘梅】
ロウバイ科の落葉低木。高さ2〜4メートル。葉は卵形で、対生する。1、2月ごろ葉より先に、香りのある花を開く。花被は外層が黄色で光沢があり、内層が紫褐色。中国の原産で、観賞用。からうめ。《季 冬》...
ろうばい【老梅】
山口洋子の短編小説。昭和60年(1985)刊行。同年、「演歌の虫」とあわせ第93回直木賞受賞。
ろうばい‐うり【狼狽売り】
相場が急に下がったのに驚いて、慌てて持ち株を売ること。
ろうば‐しん【老婆心】
年とった女性が、度を越してあれこれと気を遣うこと。転じて、必要以上に世話をやこうとする自分の気持ちを、へりくだっていう語。「—から言わせてもらえば」
ろうば‐しんせつ【老婆心切】
「老婆心(ろうばしん)」に同じ。「—にいでたる事にて」〈逍遥・小説神髄〉
ろう‐ばらい【牢払い】
江戸時代、牢内の囚人を一時的に解放したこと。将軍家の法事の際に諸国の軽罪囚の赦免や、江戸小伝馬町の大牢で出火・近火のときに期限付きで行われた。