ろく‐だい【六大】
仏語。万物の構成要素とされる、地・水・火・風・空・識の六種。真言密教ではこれを万有の本体とし、大日如来の象徴とする。六界(ろっかい)。
ろく‐だいし【六大師】
弘法・伝教・慈覚・智証・慈慧(じえ)・円光の六人の大師。
ろく‐だいしゅう【六大州/六大洲】
地球上の六つの大きな州。アジア・アフリカ・北アメリカ・南アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア。転じて、全世界のこと。六大陸。→五大州 →七大州
ろくだい‐とし【六大都市】
人口が多く、経済や産業などの中心地となる六つの都市。日本では東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸のこと。→三大都市
ろく‐だか【禄高】
与えられる俸禄の額。
ろく‐だま【陸だま/碌だま】
[副]《「ろくたま」とも》「ろくすっぽ」に同じ。「笠付さへ—に出来ぬやつが」〈洒・列仙伝〉 [補説]「碌」は当て字。
ろくだん【六段】
箏曲(そうきょく)。八橋検校(やつはしけんぎょう)作曲。52小節からなる段を六段集めた純器楽曲。のちに替手(かえで)のほか、三味線や尺八の曲にも編曲され、それらと合奏することもある。六段の調(し...
ろくだん‐め【六段目】
1 浄瑠璃の六段目。特に「仮名手本忠臣蔵」の六段目の「勘平切腹」の段。 2 《古浄瑠璃は六段で完結したところから》おしまいであること。最後。終末。終結。「それ知られたら—だ」〈伎・一寸徳兵衛〉