ろく‐しゃく【六尺/陸尺】
1 輿(こし)や駕籠(かご)を担ぐ人足。駕籠舁(かごかき)。「—十二人すぐりて、小さき家のありくがごとし」〈浮・一代男・五〉 2 下僕。下男。「あとなる—目に角を立てて」〈浮・永代蔵・一〉 3 ...
ろくしゃく‐おび【六尺帯】
丈(たけ)が鯨尺で6尺(約2.3メートル)ほどの兵児帯(へこおび)。
ろくしゃく‐ふんどし【六尺褌】
晒(さら)し木綿6尺をそのまま用いる男性の下帯。
ろくしゃく‐ぼう【六尺棒】
1 樫(かし)などで作った長さ6尺の棒。防犯・警備・護身用などに用いた。 2 天秤棒(てんびんぼう)。
ろくしゃく‐ま【六尺間】
家屋の面積や部屋の広さで、六尺を一間(いっけん)とするもの。京間(きょうま)と田舎間(いなかま)の中間の大きさ。あいのま。
ろく‐しゅ【六種】
六つの種類。特に、仏教では、仏が説法するときに現れる六つの瑞相や、法会のとき、仏前に供える六つの供物をいう。
ろく‐しゅ【六趣】
「六道(ろくどう)」に同じ。
ろく‐しゅう【六宗】
「南都六宗(なんとろくしゅう)」に同じ。
ろくしゅ‐くぐ【六種供具】
密教で、仏前に供える6種の供物。閼伽(あか)・塗香(ずこう)・華鬘(けまん)・焼香・飯食・灯明。
ろくしゅ‐しんどう【六種震動】
仏語。仏が説法するときの瑞相として、大地が六とおりに震動すること。動・起・涌(ゆう)・覚(または撃)・震・吼(く)。六震。