しさい‐がお【子細顔】
わけありげな顔つき。もったいぶった顔つき。
しさい‐もの【子細者】
わけありげな者。ひとくせありそうな者。「この亭主—にて、敷き銀付く女房も呼ばず」〈浮・一代女・五〉
しさい‐らし・い【子細らしい/仔細らしい】
[形][文]しさいら・し[シク] 1 何かわけがありそうである。「—・く顔を見合わせる」 2 いかにも自分はよく心得ているというようすである。もったいぶっている。「—・い顔で意見する」
これ‐ばかり【此れ許り/是許り】
1 目の前に示されている分量・程度。多く、その少ないことを強調していうのに用いる。こんな程度。これっぱかり。「—の金では足りない」 2 このことだけ。このものだけ。これだけ。「—はお許しください...
コレステロールエステルてんそう‐たんぱくしつ【コレステロールエステル転送蛋白質】
HDL(高比重リポたんぱく質)と複合したコレステロールをLDL(低比重リポたんぱく質)に受けわたす役割をもつたんぱく質。血液中でHDLやLDLの量や質を調整していると考えられている。CEPT(c...
しぶさわ【渋沢】
姓氏の一。 [補説]「渋沢」姓の人物渋沢栄一(しぶさわえいいち)渋沢敬三(しぶさわけいぞう)渋沢竜彦(しぶさわたつひこ)
事(こと)もな・し
1 何事もない。無事である。「すべて世は—・し」〈上田敏訳・海潮音・春の朝〉 「—・く生き来しものを老いなみにかかる恋にも我(あれ)はあへるかも」〈万・五五九〉 2 無難で欠点がない。非の打ち所...
ことあり‐がお【事有り顔】
[名・形動]何かわけのありそうな顔つき。また、そのさま。「—なひそひそ話」「—で集まっている」
こころ‐しり【心知り】
[名・形動ナリ] 1 互いに心を知り合うこと。懇意であること。また、その人や、そのさま。知己(ちき)。「花薄(はなすすき)招くたよりかひもなし—なる人し見えねば」〈和泉式部集・下〉 2 よく事情...
ここ‐を‐もって【是を以て/此処を以て】
[接]《「ここをもちて」の音変化。漢文訓読語から》こういうわけで。それゆえに。「凡そ民間の事業、十に七八は官の関せざるものなし。—世の人心益々其の風になびき」〈福沢・学問のすゝめ〉