《Sobor Vasiliya Blazhennogo/Собор Василия Блаженного》ロシア連邦の首都モスクワの中心部、赤の広場にあるロシア正教会の大聖堂。正式名称はポクロフスキー大聖堂。16世紀半ば、初代ロシア皇帝イワン4世がカザンハン国に対する戦勝を記念して建造。中央の主聖堂のまわりを八つの小聖堂が囲む。17世紀から19世紀にかけて、現在見られる計九つの玉ねぎ型のドームが造られ、彩色が施された。1990年、「モスクワのクレムリンと赤の広場」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録。聖ワシリー寺院。