わた‐ぐも【綿雲】
綿をちぎったような白い雲。多く、積雲のこと。
わた‐ぐるま【綿車】
「綿繰り車」に同じ。
わた‐げ【綿毛】
1 綿のように柔らかい毛。にこげ。 2 紡績の工程を経てない綿繊維。ばらげ。
わた‐こ【綿子】
真綿をそのまま縫って作った防寒衣やかぶりもの。また、袖なしの綿入れ。《季 冬》
わたし
茶の葉などを入れる容器。「極(ごく)を一袋、—に入れて貸させられい」〈虎明狂・止動方角〉
わたし【渡し】
1 物などを人に渡すこと。「店頭—」「手—」 2 人や貨物を舟で向こう岸に渡すこと。また、その舟や、舟の着く場所。 3 船から岸や他の船に渡るためにかけた板。わたりいた。あゆみいた。 4 直径。...
わたし【私】
[代]《「わたくし」の音変化》一人称の人代名詞。「わたくし」のくだけた言い方。現代では自分のことをさす最も一般的な語で、男女とも用いる。近世では主に女性が用いた。「—の家はこの近くです」「—とし...
わたし‐おんな【渡し女】
主人の食膳(しょくぜん)などを下級の女中から受け取って奥へ運ぶ役の女。「お末女、—に至るまで」〈浮・一代女・三〉
わたしがいちばんきれいだったとき【わたしが一番きれいだったとき】
茨木のり子の詩。20歳で終戦を迎え、戦後の動乱期を過ごした自身をうたった作品。作者の代表作の一つ。
わたしがかたりはじめたかれは【私が語りはじめた彼は】
三浦しをんの長編小説。大学教授の「彼」について周囲の「私」達がそれぞれの立場から考察する連作集。平成16年(2004)刊行。翌年の第2回本屋大賞にて9位入賞。