げんご‐きごう【言語記号】
言語を構成する記号。社会的に決められた音と意味との二面からなる。ただし、この二面の関係は、本質的に恣意(しい)的であること、時間の流れの中ではじめて実現することなど、言語以外の記号とは異なる特質...
げん‐きん【元金】
1 もときん。がんきん。「一年の貢税をもって—の幾許を返し」〈露伴・二宮尊徳翁〉 2 「元禄金(げんろくきん)」の略。
けい‐たつ【啓達】
[名](スル)文書をもって申し上げること。また、手紙を出すこと。
けいじ‐じょう【形而上】
《「易経」繋辞上から》 1 形をもっていないもの。 2 哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。超自然的、理念的なもの。⇔形而下。
げん・ずる【現ずる】
[動サ変][文]げん・ず[サ変]なかったもの、見えなかったものが姿・形をもってあらわれる。また、姿・形をあらわす。「人間が人間の本性を—・じた時は」〈西田・善の研究〉
ぐん‐ばつ【軍閥】
1 明治以後、軍事力を背景に政治的権力を掌握した軍上層部の勢力。薩摩(さつま)・長州の出身者を中心とし、統帥権の独立などにより特権的地位を独占したが、敗戦により崩壊。 2 中国で、軍人が私兵をも...
げ【偈】
《(梵)gāthāの音写。偈佗(げだ)・伽陀(かだ)とも音写。句・頌(じゅ)・諷頌(ふじゅ)などと訳す》仏語。経典中で、詩句の形式をとり、教理や仏・菩薩(ぼさつ)をほめたたえた言葉。4字、5字ま...
ぐん‐らく【群落】
1 多くの村落。 2 一定の自然環境で、互いに有機的なつながりをもって生育している異種の植物の集まり。植物群落。
けい【系】
1 ある関係をもって、一つのつながりやまとまりをなすもの。系統。「一つの—を形成する」 2 名詞に付いて、一つのまとまりのある関係にあることを表す語。「理科—に進む」「外資—の企業」「太陽—」「...
けい‐じ【兄事】
[名](スル)兄に対するように、敬意と親愛の気持ちをもって仕えること。「—する先輩」