アドレナリン【adrenaline】
副腎髄質から分泌されるホルモンの一。交感神経の作用が高まると分泌され、血糖量の上昇、心拍数の増加などを起こす。明治34年(1901)高峰譲吉が初めて結晶化した。強心剤や血圧上昇剤などに利用。エピ...
エス‐エヌ‐アール‐アイ【SNRI】
《Serotonin-Norepinephrine Reuptake Inhibitors》抗うつ薬の一。神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの再吸収を阻害し、脳内での遊離量を増加させ...
エピネフリン【epinephrine】
⇒アドレナリン
エピ‐ペン
アドレナリン(エピネフリン)自己注射薬の商標名。ペン型の容器に薬液と注射針が内蔵され、安全キャップを外して大腿部前外側に強く押し付けることで薬剤が筋肉内に投与される。食物・ハチ毒・薬物などによる...
カテコールアミン【catecholamine】
カテコールを分子内にもつ生体アミンの総称。ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリンなど。副腎髄質や脳・交感神経などに分布し、ホルモンあるいは神経伝達物質として働く。
きっこう‐さよう【拮抗作用】
ある現象に対して、二つの要因が互いにその効果を打ち消し合うように働く作用。交感神経と副交感神経、アドレナリンとインスリンなどにみられる。
けっとう‐ち【血糖値】
血液中のぶどう糖の濃度を示す値。健常な成人の場合、空腹時は血液1デシリットルあたり80〜110ミリグラム、食後2時間で80〜140ミリグラム程度に保たれている。→空腹時血糖値 →食後血糖値 [補...
こうかんしんけい‐でんたつぶっしつ【交感神経伝達物質】
交感神経から分泌される神経伝達物質。ノルアドレナリンのこと。
しんけい‐でんたつぶっしつ【神経伝達物質】
ニューロンの軸索末端から放出され、次の細胞を興奮させる、あるいは抑制する物質。アセチルコリン・ノルアドレナリンやドーパミン・セロトニンなど。化学伝達物質。
せいしんしげき‐やく【精神刺激薬】
脳内のドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の分泌を促すことで、意欲や覚醒を促す薬。ナルコレプシーやADHDの治療に用いられるメチルフェニデートや、覚醒剤のアンフェタミン・メタンフェタミ...