ミナレット【minaret】
モスクに付属する高い塔。そこから礼拝の時が告げられる。アラビア語ではマナーラ(manārah)といい、光または火をともす所の意。「光塔」と訳されることもある。
ムーア‐じん【ムーア人】
《Moor》モロッコ・モーリタニアなどアフリカ北西部に住み、イスラム教徒でアラビア語を話す人々の称。本来はマグレブの先住民ベルベル人をさしたが、15世紀ごろからはイスラム教徒全般をさすようになっ...
メジナ【Medina】
サウジアラビア西部の都市。メッカの北方約340キロメートルにある。622年、ムハンマドがメッカから移住(ヒジュラ)して以来、イスラム教第2の聖地となった。ムハンマドの墓と預言者のモスクがある。メ...
メッカ【Mecca】
サウジアラビア中西部にあるイスラム教の聖地。ムハンマドの生地。カーバ神殿があり、全イスラム教徒の巡礼の地。アラビア語名マッカ。
ある物事の中心地として、それに関係する多くの人が集まったりあこ...
モスク【mosque】
イスラム教の礼拝堂。厳しい偶像否定から、一切の祭壇や像はなく、カーバ神殿の方向を示すミフラーブ(壁龕(へきがん))とミンバル(説教壇)が正面にあるだけで、外郭には礼拝の呼びかけを行うミナレット、...
モロッコ【Morocco】
アフリカ北西部の国。正称、モロッコ王国。大西洋および地中海に面し、アトラス山脈が走る。首都ラバト。燐(りん)鉱石の世界的な産地。8世紀以来イスラム王朝が続き、1912年にはフランス・スペインの保...
モンスーン【monsoon】
1 季節風のこと。本来はアラビア海で半年交代で向きの変わる風をさし、季節の意のアラビア語が語源。 2 インドや東南アジアで、夏の季節風による雨季、または、雨季に降る雨。
ヤッファ‐もん【ヤッファ門】
《Jaffa Gate》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街(東エルサレム)にある城門の一つ。西側に位置する。16世紀半ばに建造。19世紀末に拡幅された。名称はエルサレムの古くからの外港ヤッフ...
リンガ‐フランカ【lingua franca】
異なる言語を使う人達の間で意思伝達手段として使われる言語。また、商用で使われる国際共通語。リングアフランカ。リングワフランカ。 [補説]中世以降の地中海沿岸で通商用に使われた、イタリア語にフラン...
ルブアルハーリー‐さばく【ルブアルハーリー砂漠】
《Rub' al Khali》アラビア半島南部にある砂漠。名称はアラビア語で「空白の地域」を意味する。サウジアラビア南部から、オマーン、アラブ首長国連邦、イエメンに及ぶ。大半を砂砂漠が占める。ル...