りんかいプラズマ‐じょうけん【臨界プラズマ条件】
核融合炉で、プラズマを高温にして閉じ込めるために投入されるエネルギーと、核融合反応によって生じるエネルギーが等しくなる条件。実際に発電炉として稼働するためには、輻射や拡散によるエネルギー損失を考...
エネルギーほぞん‐の‐ほうそく【エネルギー保存の法則】
エネルギーが、ある形態から他の形態へ変換する前後で、エネルギーの総量は常に一定不変であるという法則。高所にある物体は落下によって位置エネルギーが減少するが、運動エネルギーを得て、その和は常に一定...
プランク‐エネルギー【Planck energy】
プランクが提唱したプランク単位系で表されるエネルギーの単位。プランクエネルギーEpはプランク定数h、光速度c、万有引力定数Gで定義され、Ep=1.956×109J(ジュール)となる。アインシュタ...
きんせい‐たい【禁制帯】
結晶のバンド構造の中で、電子が存在できない領域。絶縁体と半導体の場合、価電子帯の電子を励起して禁制帯のエネルギー幅を超えない限り、電流は流れない。広義には粒子のエネルギーが離散的な値を取る場合、...
ニューサンシャイン‐けいかく【ニューサンシャイン計画】
《ニューサンシャインは、(和)new+sunshine》経済産業省が進めた「エネルギー・環境領域総合技術開発推進計画」の通称。新エネルギーを開発し省エネルギーを推進するために、昭和49年(197...
エネルギーせいさく‐きほんほう【エネルギー政策基本法】
エネルギーの需給に関する施策の基本方針などについて定めた法律。平成14年(2002)施行。政策の基本方針として、エネルギー資源の安定供給を確保するために供給源の多様化や自給率・利用効率の向上を図...
でんじ‐パルスこうげき【電磁パルス攻撃】
高高度における核爆発で発生する強力な電磁波のパルス(EMP)によって、電子機器や電力網に広範囲にわたって多大な影響を与える攻撃。希薄な大気中で核爆発が起きると、爆発のエネルギーは衝撃波や爆風とい...
バンド‐こうぞう【バンド構造】
結晶内の電子のエネルギー準位がとる帯状の構造。エネルギーが低い順から価電子帯、禁制帯、伝導帯が並び、電子はパウリの原理に従ってエネルギー準位が低いところから順に埋まっていく。絶縁体および半導体で...
せかいエネルギー‐アウトルック【世界エネルギーアウトルック】
世界のエネルギー需給に関する見通しについて、地域別・エネルギー源別に包括的にまとめた、IEA(国際エネルギー機関)の年次刊行物。世界エネルギー展望。
しんエネルギーりよう‐とくべつそちほう【新エネルギー利用特別措置法】
《「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」の略称》電力会社が供給する電力の一定量以上を自然エネルギーでまかなうことを義務づけた法律。対象となる新エネルギーは、太陽光発電、風力発...