かり【甲/上】
《動詞「か(上)る」の連用形から》邦楽で、音の高さを上げること。特に、尺八でいう。かん。⇔乙(めり)。
かり【仮】
《「借り」と同語源》 1 間に合わせであること。「—の住まい」「—の措置」「—調印」 2 本当のもの、本来のものではないこと。「—の親」「—の姿」 3 仮定すること。「これは—の話だが」→仮に
かり【狩(り)/猟】
1 山野で鳥獣を追いかけて捕らえること。猟(りょう)。狩猟。《季 冬》「弓張や—に出る子のかげぼふし/嘯山」 2 (接尾語的に用い、「がり」と濁る) ㋐魚介類をとること。「潮干—」 ㋑山野で植物...
かり【借り】
1 借りること。また、借りたもの。特に、借金・借財・負債など。「—を返済する」⇔貸し。 2 人から恩義・援助・恥辱などを受けて、その報いをしていない状態。「この—はいつかきっと返す」⇔貸し。 3...
かり【雁/鴈】
[名]《鳴き声から》ガンの別名。《季 秋》「久しくて次なる—の鳴き渡る/汀女」 [副]ガンの鳴き声を表す語。「声に立てつつ—とのみ鳴く」〈後撰・秋下〉
か‐り【下吏】
下級の官吏。したやくにん。
かり【狩/狩り】
(狩)俳句雑誌。昭和53年(1978)、鷹羽狩行の主宰により創刊。 (狩り)《原題、(ドイツ)Jagd》モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番変ロ長調の通称。1784年作曲。「ハイドン四重奏曲」...
カリ【Cali】
コロンビア西部の工業都市。アンデス山脈中の盆地にある。織物・香料・自動車などの工業が盛ん。人口、都市圏219万(2008)。
カリ【(オランダ)kali】
1 カリウムの略称。「—ガラス」「—肥料」 2 炭酸カリウムの俗称。 3 カリウム塩のこと。「青酸—」 [補説]「加里」とも書く。
カリ【Kari】
土星の第45衛星。2006年にすばる望遠鏡で米国などの研究者が発見。名の由来は北欧神話の巨人。非球形で平均直径は約7キロ。カーリ。