かん【鑑】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) [訓]かんがみる かがみ 1 反省の資となる前例や手本。「殷鑑(いんかん)・亀鑑(きかん)」 2 資料を並べて手本とする書物。「図鑑・大鑑・年鑑・武鑑・宝鑑...
かん【上】
《「かみ」の音変化。「かむ」とも表記する》「かみ(上)」に同じ。「—つ宮」〈用明紀〉
かん【長官】
「かみ(長官)」の音変化。「大将も—の君もみなおり給ひて」〈源・若菜上〉
かん【干】
横笛の指孔の一。6指孔の笛では1番先端に近い穴、7指孔の笛では先端から2番目の穴。
かん【欠】
《「欠」の字音「けん」の音変化》目方・分量などが減っていること。また、その減った量。「目を懸けしに、思ひの外に—のたつこと」〈浮・永代蔵・二〉
かん【刊】
刊行。出版。「隔月—」「一九八〇年五月—」
かん【甲】
邦楽で、高い音域の音。また、調子の高い音。⇔乙(おつ)。
かん【奸/姦/姧】
よこしまで悪賢いこと。また、その人。「—を禁じ乱を遏(とど)むるの用多くして」〈中村訳・西国立志編〉
かん【汗】
《khanの音写》「ハン」に同じ。
かん【缶/罐/鑵】
《(英)canまたは(オランダ)kanから。「缶」「罐」「鑵」は当て字》 1 金属の薄い板で作った容器。特に、ブリキ製のものをいう。「石油—」 2 「缶詰」の略。「鮭(さけ)—」