がん‐ぴ【雁皮】
ジンチョウゲ科の落葉低木。暖地に多い。高さ約1.5メートル。葉は卵形。夏、筒形の薄黄色の小花が集まって咲く。樹皮の繊維は紙の原料となる。《季 花=夏》
がんぴ‐し【雁皮紙】
ガンピの靭皮(じんぴ)繊維を原料とした和紙。質は密で光沢があり、湿気・虫害にも強く、古来「紙の王」とよばれて珍重される。鳥の子紙も同系統。斐紙(ひし)。
がん‐ぶつ【玩物】
物をもてあそぶこと。また、もてあそぶもの。玩具。
がん‐ぶつ【贋物】
にせもの。まやかしもの。
がん‐ぶつ【頑物】
頑固な人物。かたくなで、他人を困らせる人。
がんぶつ‐そうし【玩物喪志】
《「書経」旅獒(りょごう)の「人を玩(もてあそ)べば徳を喪(うしな)い、物を玩べば志を喪う」から》珍奇な物に心を奪われて大切な志を失うこと。
ガンブラー【Gumblar】
コンピューターネットワークを通じてパソコンなどに被害を与える攻撃手法の一。改竄(かいざん)された企業などのウェブサイトを閲覧すると、そこから他の有害サイトに自動的に誘導し、利用者のパソコンにさま...
がんぶり‐がわら【雁振(り)瓦】
棟の最上端に載せる半円形の丸瓦。衾(ふすま)瓦。冠瓦。
ガンブルツェフ‐さんみゃく【ガンブルツェフ山脈】
《Gamburtsev Mountain Range》南極大陸の内陸部、南極高原の氷床下にある山脈。1958年、旧ソ連の探検隊の地震波による探査によって発見された。2007年からの第4回国際極年...
がん‐ぶろ【雁風呂】
青森県津軽の外ヶ浜付近で、海辺に打ち寄せられた木片をたいて風呂をたてる風習。秋の末に渡ってくる雁が、海上で羽を休めるための木を海辺に落としておき、春に再びくわえて帰るといわれ、残った木片は死んだ...