キーナイ‐はんとう【キーナイ半島】
《Kenai Peninsula》米国アラスカ州南部の半島。クック湾とプリンスウィリアム湾に挟まれ、基部に同州最大の都市アンカレジが位置する。全長約240キロメートル。キーナイ山地を中心とするキ...
キナ‐エキス
《(和)kina(オランダ)+extract(オランダ)》キナ皮(ひ)をアルコールに浸し、濾過(ろか)・蒸発させて作ったエキス。苦く、健胃薬に用いた。
キナ‐えん【キナ塩】
キニーネを塩酸・硫酸などと化合させて作る白色針状の結晶。抗マラリア剤。
き‐なか【半銭/寸半】
《「き」は1寸、「なか」は半分の意。一文銭の直径が1寸であるところから》 1 1文の半分。半文。「(十文トルマデハ)いかな九文—でも、堪忍ばし召さるな」〈浄・歌念仏〉 2 半分。「小男鹿(さをし...
き‐なが【気長】
[形動][文][ナリ]ゆっくりと構えて、せかせかしないさま。気が長いさま。また、そういう性質。「—に待つ」⇔気短(きみじか)。
き‐なが・い【気長い】
[形][文]きなが・し[ク]気が長い。「—・く機会を待つ」
き‐ながし【着流し】
1 袴(はかま)や羽織をつけない男子和装の略装。くだけた身なりをいう。 2 能の装束で、袴をつけないこと。
き‐なが・す【着流す】
[動サ五(四)]羽織や袴(はかま)をつけずに和服を着る。また、着物を無造作に着る。「荒い縞の着物をぞろりと—・して」〈漱石・明暗〉
きな‐きな
[副]あれこれと思い悩むさま。くよくよ。「必ず—思はぬがよい」〈浄・盛衰記〉
き‐な・く【来鳴く】
[動カ四]鳥がやって来て鳴く。「玉に貫(ぬ)く花橘(はなたちばな)を乏(とも)しみしこの我が里に—・かずあるらし」〈万・三九八四〉