オルニチントランスカルバミラーゼ‐けっそんしょう【オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症】
尿素サイクル異常症の一。オルニチントランスカルバミラーゼという酵素の先天的な欠損により、血液中のアンモニア濃度が上昇する病気。X染色体にある遺伝子の変異に起因する、X連鎖顕性遺伝疾患。新生児期に...
エーディーエー‐けっそんしょう【ADA欠損症】
体内でアデノシンデアミナーゼ(ADA)を作り出せないために重度の免疫不全になる病気。ADAを合成する遺伝子が先天的に欠損または変異しているために起こる。リンパ球の数が極度に少なく、治療を行わない...
オーティーシー‐けっそんしょう【OTC欠損症】
⇒オルニチントランスカルバミラーゼ欠損症
しょうしゃ‐そんしょう【照射損傷】
⇒放射線損傷
ろしん‐そんしょう【炉心損傷】
原子炉の炉心を冷却する能力の異常な低下、あるいは炉心の出力の異常な上昇によって炉心の温度が上昇し、燃料棒を包む被覆管の相当量が破損すること。燃料損傷。→炉心溶融
ほうしゃせん‐そんしょう【放射線損傷】
放射線の照射による物質の損傷。原子炉の材料に格子欠陥などが生じ、外形や強度の変化、腐食の促進を引き起こす。β線やγ線に比べ、中性子、α線、核分裂片のような重粒子の方が損傷の度合いが大きい。黒鉛の...
どうみゃくかんかいぞん‐しょう【動脈管開存症】
胎児期に特有の血管である動脈管が、出生後も開いたまま残ってしまう状態。動脈管は胎児の肺動脈と大動脈をつなぐ血管で、胎盤を通して母体から酸素や栄養を受け取る胎児期の血液循環に重要な役割を果たすが、...
ボタローかんかいぞん‐しょう【ボタロー管開存症】
⇒動脈管開存症
かんじんほんぞんしょう【観心本尊抄】
鎌倉時代の仏教書。1巻。日蓮著。文永10年(1273)成立。観心と本尊は妙法蓮華経として具現されているとし、口に南無妙法蓮華経と唱えることで仏果の成就を得ると説く。日蓮五大部の一。如来滅後五五百...
たん‐しょう【単称】
1 簡単な名称。単純な呼び名。 2 1個の事物だけを言い表すこと。また、その名称。 3 論理学で、判断の主張が、主語の指示する唯一の事物だけにあてはまること。→全称 →特称