だんろん‐ふうはつ【談論風発】
[名](スル)談話や議論が活発に行われること。「客が訪ねて行くと、—する」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
ちぢみ‐あが・る【縮(み)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 すっかりちぢんで小さくなる。「あの霜が来てみたまえ、桑の葉はたちまち—・って」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 驚きや寒さ・恐怖などのため、からだがすくんで身動きできなくなる...
てん‐びょう【点描】
[名](スル) 1 線を用いず、点または点に近い短い筆触で表現する画法。東洋画には米法(べいほう)山水などの手法があり、西洋近代絵画では、印象派の画家が画面にいろいろな色彩の点を並置することによ...
でぶっちょもくせいにんぎょうへのスケッチとからかい【でぶっちょ木製人形へのスケッチとからかい】
《原題、(フランス)Croquis et agaceries d'un gros bonhomme en bois》⇒太った木の人形のスケッチとからかい
とぼ・る【点る/灯る】
[動ラ五(四)]ともしびなどに火がつく。あかりがつく。ともる。「町々の提灯は美しく—・った」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
どうま‐ごえ【胴間声】
調子はずれの濁った太い声。胴声。「人の顔をのぞくものや、—に歌うものや」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
はた‐はた
[副] 1 物を続けざまにたたいたり何かにぶつけたりする音や、そのさまを表す語。「下駄の雪を落とす音が、—と聞こえる」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 旗などが風にあおられたり、鳥が羽ばたいたりし...
ハンガリーのふうけい【ハンガリーの風景】
《原題、(ハンガリー)Magyar képek》バルトークの管弦楽曲。全5曲。1931年作曲。「10のやさしい小品」をはじめ、作曲者自身のピアノ曲から5曲を選んで編曲した作品。ハンガリーの民謡に...
ばっ‐しょう【跋渉】
[名](スル)山野を越え、川をわたり、各地を歩き回ること。「山野を—するにはおもしろい道連れだ」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
ひに‐ひに【日に日に】
[副] 1 1日ごとに程度が進むさま。「—快方に向かう」 2 その日ごとに。毎日毎日。「—新しい自然から学ぶ心を養おうとしたこともある」〈藤村・千曲川のスケッチ〉