よう‐でんし【陽電子】
電子と質量・スピンは同じで、正の電荷をもつ素粒子。電子の反粒子。物質中に入ると電子と対になり消滅する。1932年にC=D=アンダーソンが宇宙線中に発見。ポジトロン。⇔陰電子。
マヨラナ‐りゅうし【マヨラナ粒子】
電荷をもたない中性のスピン1/2の粒子のうち、反粒子が自身と同じもの。1937年にイタリアのE=マヨラナが考案したが、実験的にはまだその存在が確認されていない。現在、岐阜県の神岡鉱山跡にある実験...
ミュー‐エスアール【μSR】
《μ spin spectroscopy》⇒ミューオンスピン回転
ミューオンスピン‐かいてんかんわきょうめい【ミューオンスピン回転緩和共鳴】
⇒ミューオンスピン回転
ミュー‐りゅうし【μ粒子/ミュー粒子】
素粒子の一。質量は電子の約207倍で、電荷は正・負の2種、スピン半整数。崩壊して電子とニュートリノになる。記号μ ミューオン。
フィギュア‐スケート
《figure skatingから》スケート競技の一。主な種目に、シングル・ペア・アイスダンスの三つがある。規定のジャンプ・スピン・ステップなどの技を組み込みながら、音楽に合わせて滑走し、技術力...
ビー‐ちゅうかんし【B中間子】
核力を仲介する素粒子。中間子の一。電荷は正・負・中性の3種あり、スピンは零。ボトムクオークまたはその反粒子を含む。2000年代に高エネルギー加速器研究機構のBファクトリー、および米国スタンフォー...
ちゅうかん‐し【中間子】
スピンが整数で、強い相互作用をもつ素粒子。π(パイ)中間子・K中間子・η(エータ)中間子など約100種が発見されている。メソン。
でんしスピン‐きょうめい【電子スピン共鳴】
不対電子が、外部から磁界を作用させると、そのスピンの磁気モーメントによって特定の周波数の電磁波、主にマイクロ波を吸収する現象。結晶の磁性の研究などに広く利用。ESR(electron spin ...
デス‐スパイラル【death spiral】
ペアスケーティングの技の一。男性が女性の手を取りその場でスピンをして軸となり、女性は体を横にまっすぐ伸ばした状態でコンパスのように円を描きながら滑るもの。