ぞう‐もつ【雑物】
雑多なもの。こまごました財物。ざつぶつ。「徂徠(そらい)の書、東涯の書もあったが…其他はごたごたした—ばかり」〈福沢・福翁自伝〉
ぞう‐もつ【臓物】
内臓。特に、牛・豚・鳥・魚などのきもや、はらわた。もつ。
ぞう‐もつ【贓物】
⇒ぞうぶつ(贓物)
ぞうもつ‐りょうり【臓物料理】
鳥・獣・魚などの内臓を使った料理。もつ料理。
ぞう‐やく【雑役】
1 雑用。また、雑用をする人。「男ども、—にとて参らす」〈源・竹河〉 2 種々の労役。「—に課(おほ)せて駆りつかひ」〈三宝絵・中〉
そう‐ゆう【曽遊】
《「ぞうゆう」とも》以前に訪れたことがあること。「—の地」
ぞうよ【増誉】
[1032〜1116]平安後期の天台宗の僧。修験道に通じた。京都聖護院の開山。四天王寺・広隆寺・園城寺を歴住し、熊野三山検校(けんぎょう)から天台座主(ざす)になった。
ぞう‐よ【贈与】
[名](スル) 1 金品を人に贈ること。「現金を—する」 2 当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾することによって成立する契約。
ぞう‐よう【雑用】
1 ⇒ざつよう(雑用) 2 雑多なものの費用。雑費。「—がほしくなるから書物でも売ろうかということになる」〈子規・仰臥漫録〉
ぞう‐よう【雑徭】
律令制で、令で定められた歳役のほかに、国司によって公民に課せられた労役。正丁は1年に60日、次丁は30日、中男は15日を限度とし、土木工事などに従った。ざつよう。