なる‐かみ【鳴る神】
かみなり。《季 夏》「—や暗くなりつつ能最中(さなか)/たかし」
なるかみ【鳴神】
歌舞伎十八番の一。時代物。1幕。貞享元年(1684)に初世市川団十郎が自作の「門松四天王」で演じたのが始まりとされる。能の「一角仙人」に取材し、高僧が美女の誘惑に戒を破る話を扱ったもの。現在の定...
なるかみ‐づき【鳴神月】
《雷鳴が多い月の意から》陰暦6月の異称。
なるかみ‐の【鳴る神の】
[枕]雷の音の意から、「音」「音羽(おとわ)」に掛かる。「—音羽の山の峰の雲」〈壬二集・下〉
ナルガール‐ようさい【ナルガール要塞】
《Nahargarh Fort》インド北西部、ラジャスタン州の都市ジャイプール郊外にある要塞。市街中心部より北約2キロメートルの丘の上に位置する。通称タイガーフォート。1730年代、ジャイプール...
ナルキッソス【Narkissos】
ギリシャ神話中の美青年。ニンフのエコーを失恋させたあと、泉の水に映った自分の姿に恋し、満たされぬ思いにやつれ死んで、水仙の花に化したという。ナルシス。
なるきょう‐だい【鳴教大】
「鳴門教育大学」の略称。
なる‐くち【成る口】
1 酒が飲める人。いける口。「—と云うでもないのに、立続けの五六杯が劇(ひど)く利いて」〈柳浪・河内屋〉 2 口説いたらものになりそうな人。「こいつ—ぢゃと思うて」〈伎・韓人漢文〉
なる‐こ【鳴子】
1 田畑が鳥獣に荒らされるのを防ぐための仕掛け。横板に数本の竹片をぶら下げたものを縄に掛け連ね、縄を引くと音が鳴るようにしたもの。ひきいた。《季 秋》「引かで鳴る夜の—の淋しさよ/漱石」 2 1...
なるこ【鳴子】
宮城県大崎市の地名。温泉地。鳴子こけし・鳴子塗の産地。荒雄川支流の大谷川に鳴子(なるご)峡がある。