ぶっ‐とおし【打っ通し】
1 ぶち抜くこと。「ふすまをはずした—の大広間」 2 休まず引き続き行うこと。「夜中まで—で働く」
ふた‐ゆ・く【二行く】
[動カ四] 1 二度行く。二度繰り返す。「うつせみの世やも—・くなにすとか妹に逢はずて我(あ)がひとり寝む」〈万・七三三〉 2 心が二つの方向へ向かう。二心を持つ。「沼二つ通(かよ)は鳥が巣我(...
ふた・ぐ【塞ぐ】
[動ガ四] 1 「ふさぐ」に同じ。「耳を—・ぎてぞありつる」〈枕・八七〉 2 韻塞(いんふた)ぎをする。「—・ぎもて行くままに、難き韻の文字どもいと多くて」〈源・賢木〉 [動ガ下二] 1 ...
ぶ‐じょく【侮辱】
[名](スル)相手を軽んじ、はずかしめること。見下して、名誉などを傷つけること。「—を受ける」「他民族を—する」
み‐かえ・す【見返す】
[動サ五(四)] 1 後ろを振り向いて見る。振り返って見る。「—・す顔に涙があふれていた」 2 一度見たものをもう一度見る。見直す。「答案用紙を—・す」 3 相手からの視線に対して、それをはずさ...
みこみ‐ちがい【見込み違い】
予想の立て方をまちがえること。また、予想と違う結果になること。みこみはずれ。「—から赤字を出す」
ひ‐ぞり【干反り/乾反り】
1 乾いて、そりかえること。また、そのもの。「—のした蓋」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 すねて腹を立てること。すねて無理を言うこと。「我らは物いはず少し—姿に」〈浮・禁短気・一〉
ゆみはず‐の‐みつぎ【弓弭の調】
上代、男子が奉った貢物(みつぎもの)。弓矢で取った鳥獣が主であったところからいう。ゆはずのみつぎ。→手末(たなすえ)の調(みつぎ)
よう‐ぎ【容儀】
1 礼儀作法にかなった身のこなし。また、その姿。「常に飄然として、絶えて貴族的—を修めざれど」〈紅葉・金色夜叉〉 2 顔だち。器量。「その—次第に、男のかたより金銀とるはずの事なるべし」〈浮・一...
ゆ‐はず【弓弭/弓筈/弓彇】
「ゆみはず」に同じ。