なり
[助動][○|(なり)|なり|なる|なれ|○]活用語の終止形に付く。平安時代以後は、ラ変形活用語には連体形に付く。 1 音や声が聞こえるという意を表す。 ㋐…の音や声が聞こえる。「みとらしの梓(...
な◦む
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む(ん)」》 1 推量を強調する意を表す。きっと…だろう。…にちがいない。「世の中の憂きたびごとに身を投げば深き谷こそ浅くなり—◦め」〈古今・...
なわ‐たらし【縄誑し】
縛った縄をはずして逃げること。また、そのさまを演じる曲芸。「古狐で—をしたげな」〈和泉流狂・狐塚〉
なり‐はず【鳴り弭/鳴り筈】
矢を射るとき、筈(はず)が音高く鳴る弓。
なわ‐ぬけ【縄抜け/縄脱け】
[名](スル)縛られている者が、縄をはずして逃げること。「—の術」
なみくも‐の【波雲の】
[枕]波形の雲の美しい意から、「愛(うつく)し」にかかる。「—愛し妻と語らはず」〈万・三二七六〉
にわとりははだしだ【ニワトリはハダシだ】
森崎東監督による映画の題名。平成16年(2004)公開。人並みはずれた記憶力をもつ少年が検察庁の汚職事件に巻き込まれていくさまを描く。出演、肘井美佳、石橋蓮司、余貴美子ほか。
によ・う【呻吟ふ】
[動ハ四] 1 苦しそうにうなる。うめく。「あくる日まで頭痛く、物食はず、—・ひふし」〈徒然・一七五〉 2 詠歌がうまくできず悩む。苦吟する。「歌を—・ひをる程に」〈落窪・二〉
にゅうさつ‐だんごう【入札談合】
公共事業などの競争入札において、競争するはずの業者どうしが、あらかじめ話し合って協定すること。高い価格での落札や持ち回りでの落札で、業界全体で利益を不正に分け合う。公正な価格競争を害し、発注元の...
なみ‐はずれ【並(み)外れ】
[名・形動]なみはずれていること。また、そのさま。「—な(の)才能」