出典:gooニュース
アメリカ滞在のベネズエラ人34万人を国外退去対象に…トランプ政権が保護資格打ち切りへ
バイデン前政権は退陣直前の1月、終了期限が迫っていたベネズエラ人らの資格を18か月延長したが、現政権のクリスティ・ノーム国土安全保障長官がこの決定を破棄した。 ノーム氏はさらに、5日付の連邦官報で、約34万人のベネズエラ人について、60日後の資格打ち切りを通知。「ベネズエラ人の滞在を許可することは国益に反する」と訴えた。
トランプ大統領、ベネズエラ移民35万人の保護資格停止-国外送還準備
ノーム国土安全保障長官は「対象となるベネズエラ国民の米国での一時滞在を認めることは国益に反すると判断した」と説明。バイデン前政権はベネズエラ人約60万人に対するTPS適用の18カ月延長措置を1月に公布したが、ノーム氏はこれを既に取り消した。グレネル米大統領特使とベネズエラのマドゥロ大統領の1月31日の会談を受け、ベネズエラは米国からの移民送還を受け入れる見通しだ。
トランプ大統領、ベネズエラが不法移民受け入れ同意と表明
トランプ氏は自身のソーシャルメディアに「ベネズエラは、ギャング組織トレン・デ・アラグアの構成員を含めた全ての不法移民を受け入れることに応じた」と投稿し、移送手段もベネズエラが提供すると付け加えた。ベネズエラ政府はコメント要請に回答していない。
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