だい‐の【大の】
[連体] 1 大きな。りっぱな。一人前の。「—おとなが涙を流す」 2 非常な。たいへんな。「—仲よし」
だいの‐おとこ【大の男】
一人前の男。成人した男。「—のすることではない」
だん‐し【男子】
1 男の子。男児。⇔女子。 2 男性。おとこ。また、一人前のおとこ。「—の本懐」⇔女子。
だん‐じ【男児】
1 男の子。「—服」⇔女児。 2 成人の男性。また、一人前の男性。「日本—」
ちょう【丁】
[名] 1 2で割り切れる数。偶数。特に、さいころの目の偶数。「—か半か」⇔半。 2 市街地を分けたもの。町。「銀座八—」→丁目 3 「町(ちょう)2」に同じ。「頂上まで五—」 4 ⇒てい(丁...
ちんぴら
1 まだ一人前でないのに大人ぶったり、大物らしく気取ったりする者を、あざけっていう語。「—のくせに生意気を言うな」 2 不良少年少女。また、やくざなどの下っ端。「町の—」
つぼみ【蕾/莟】
1 花の、まだ咲き開かないもの。「—がほころぶ」 2 将来が期待されるが、まだ一人前でない年ごろの者。
てい‐じょ【丁女】
丁年の女子。一人前の女。律令制では、21歳から60歳までの女子。⇔丁男(ていだん)。
てい‐だん【丁男】
丁年の男子。一人前の男。律令制では、21歳以上60歳までの男子。ていなん。⇔丁女。
てい‐ねん【丁年】
《強壮の時に丁(あた)る年の意》一人前に成長した年齢。満20歳。また、一人前の男子。「せめて二十五六になればだが君は—にすら足りないのだからねえ」〈独歩・正直者〉