ぼう【某】
[名]その人物の名前、その場所・時などが不明であるか、またはわざと示さない場合に代わりに用いる語。「田中—の手紙」「—作曲家」「—大学」「—年—月」 [代]一人称の人代名詞。男性が自分をへり...
ぼく【僕】
[名]男の召使い。下男。 [代] 1 一人称の人代名詞。男性が自分のことをさしていう語。対等またはそれ以下の人に対して用いる。「—んちにおいでよ」「君のほうが—より若い」 2 小さい男の子に...
ぼく‐ら【僕等】
[代]一人称の人代名詞。「ぼく」の複数。わたくしたち。われら。「—の小学校」
ポートノイのふまん【ポートノイの不満】
《Portnoy's Complaint》米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1969年刊行。一人称の語りにより、ニューヨークに住むユダヤ人青年の、母親との屈折した関係などを描きベストセラーとなった。
まろ【麻呂/麿】
[代]一人称の人代名詞。平安時代以降に用いられた語。「—この歌の返しせむ」〈土佐〉 [接尾] 1 名詞や形容詞の語幹、その他の語に付いて、男子の名を構成するのに用いる。「人—」「清—」 2 ...
み‐ず‐から【自ら】
《「み(身)つから」の音変化。「つ」は「の」の意の助詞。身そのもの、の意》 [名]自分。自分自身。「彼は—の力で勝った」「—をかえりみる」 [代]一人称の人代名詞。多く、身分の高い女性が自分...
みたくし
[代]《近世江戸語》一人称の人代名詞。わたくし。「—も蚤(のみ)の頭を斧(よき)で割った程無念なとも存じて」〈浄・忠臣蔵〉
み‐ども【身共】
[代]一人称の人代名詞。われ。わたし。対等、またはそれ以下の者に対して改まった感じで用いる。「—がよい所へやってしんぜう」〈虎清狂・猿座頭〉
や‐しゃく【野錫】
[代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。愚僧。「—はこの尾上の松の下陰に一夏を送る道心なるが」〈浄・用明天王〉
や‐せい【野生】
[名](スル) 1 動植物が自然に山野で生育すること。「—の猿」「そら色の朝顔が—していた」〈寅彦・旅日記から〉 2 人が教育などによって整えられたりせず自然のままの状態で育つこと。 [代]...