か・ける【欠ける/缺ける/闕ける】
[動カ下一][文]か・く[カ下二] 1 かたい物の一部分が壊れてとれる。「コップが—・ける」「歯が—・ける」 2 そろうべきものの一部分、または必要なものが抜けている。脱落する。「メンバーが一人...
かごめ‐かごめ
《「かごめ」は「囲む」の命令形「囲め」からか》しゃがんで両手で目を隠した一人を、籠の中の鳥に見立て、他の者たちは手をつなぎ輪を作って、歌いながら回り、歌が終わって止まったときに、中の者にその真後...
か‐じん【寡人】
[代]《徳の寡(すく)ない者の意》一人称の人代名詞。王や諸侯が自分自身をさしていう。〈和英語林集成〉
かす‐か【幽か/微か】
[形動][文][ナリ] 1 やっと感じ取れる程度であるさま。はっきりとは認められないさま。「—な物音」「—な記憶」 2 生活ぶりなど弱々しく、細々としたさま。「わずかな収入で—に日を送る」 3 ...
かず‐ま・う【数まふ】
[動ハ下二]一人前として数の中に入れる。人並みに扱う。「世に—・へられ給はぬ古宮おはしけり」〈源・橋姫〉
かぞ・える【数える】
[動ア下一][文]かぞ・ふ[ハ下二] 1 数量や順番を調べる。勘定する。「人数を—・える」「指折り—・える」 2 一つ一つ挙げる。列挙する。「理由は種々—・えられる」 3 数がそれだけのものにな...
かた‐やおちょう【片八百長】
「一人八百長」に同じ。
かた‐われ【片割れ/片破れ】
1 割れた器物などの一片。また、対になっているものの一方。「靴下の—を捜す」 2 一つのものから分かれたもの。分身。「清をおれの—と思うからだ」〈漱石・坊っちゃん〉 3 仲間の一人。「密輸団の—」
かち‐はしり【徒走り/歩走り】
1 乗り物を用いずに、足で走ること。「—の苦しかりしをのみなむ」〈宇津保・国譲下〉 2 徒歩でついてゆく下級の兵士。走り衆。「はかばかしき—の一人をだにも具せざりけり」〈保元・中〉
かっこ‐げきは【各個撃破】
敵が分散しているうちに、そのそれぞれを集中的に撃ち破っていくこと。比喩的に、相手側の人間を一人一人説得したり、また、障害を個々に除いていったりすることにもいう。