いい‐つ・ぐ【言(い)継ぐ】
[動ガ五(四)] 1 語り伝える。言い伝える。「万世に—・ぐ」 2 それまでの言葉に続けて言う。「一度息をついて—・ぐ」 3 言葉で取り次ぐ。伝言をする。「局に前々(さきざき)—・ぎし女の童を呼...
いい‐なお・す【言(い)直す】
[動サ五(四)] 1 同じことをもう一度言う。「大声ではっきりと—・す」 2 訂正してもう一度言う。言い改める。「まちがいに気付いてすぐに—・す」 3 言葉をかえてもう一度言う。「易しい表現で—・す」
家(いえ)を出(い)・ず
《「出家」の訓読みから》出家する。「一度(ひとたび)—・で給ひなば、仮にもこの世をかへりみむとは思しおきてず」〈源・御法〉
いか・す【生かす/活かす】
[動サ五(四)] 1 いったん息絶えたものを生き返らせる。蘇生(そせい)させる。「溺れた人を人工呼吸で—・す」 2 死なないようにする。命を長らえさせる。「魚をいけすに入れて—・しておく」 3 ...
い‐ぎょく【居玉】
将棋で、王将が一度も動かず、初めの位置に居続けること。
いた‐ぶ・る【甚振る】
[動ラ五(四)] 1 激しく揺り動かす。「枝も幹も凄まじい音をたてて、一度に風から—・られるので」〈漱石・彼岸過迄〉 2 おどして金品をとる。また、痛め付けたり、嫌がらせをする。ゆする。「たちの...
いち‐え【一会】
1 一つの集まり。特に、法会(ほうえ)、また茶会をいう。 2 一度の出会い。「一期(いちご)—」
いち‐おう【一応/一往】
[名] 1 一度。一回。「—も二応も」「今—篤(とく)と考えて見まして」〈二葉亭・浮雲〉 2 一度行くこと。「—の新賓なれば感思おさへがたし」〈海道記・序〉
[副] 1 十分ではないが、ひと...
いち‐がん【一眼】
1 一つの目。片方の目。 2 片目。独眼。隻眼(せきがん)。 3 一度見ること。ひとめ。「風景—のうちに尽きて」〈奥の細道〉
いち‐ぎ【一議】
1 一度議論したり相談したりすること。一つの議論や意見。 2 別の意見。異論や異議。「伯爵は—もなく、衆(しゅう)皆これに同ずるを」〈鏡花・外科室〉