おお‐だてもの【大立（て）者】
１ 芝居の一座で最も実力のある俳優。 ２ ある社会で最も重んじられている人。「財界の—」
御座(おざ)が醒(さ)・める
１ 一座の興が薄らぐ。座が白ける。 ２ 興味がなくなる。
おや‐かた【親方】
１ 職人・弟子・奉公人などを指導・保護する立場にある人。「—のもとで修業をする」⇔子方。 ２ 一人前の職人を敬ってよぶ語。 ３ 相撲の年寄を敬っていう語。 ４ 一門・一座の頭に立つ役者を敬ってい...
かい‐かん【開巻】
１ 書物を開くこと。また、書物の初めの部分。書きだし。「—第一ページの句」 ２ 遊戯的な俳諧で、作句を一座の前で公開すること。「応柳庵と源氏庵の評の年籠りを—するから」〈滑・七偏人・初〉
かおみせ‐きょうげん【顔見世狂言】
顔見世に上演する歌舞伎狂言。劇中で一座の役者を紹介するが、筋を展開させるうえで、時代や場面などにいろいろな約束事があった。
かき‐だし【書（き）出し】
１ 文章の書きはじめ。文章の冒頭。「作品の—に苦労する」 ２ 抜き出して書くこと。抜き書き。 ３ たまっている代金の請求書。特に、年末などの決済のための請求書。勘定書。つけ。《季 冬》「—やこま...
かぶき‐ざ【歌舞伎座】
歌舞伎を演じる役者の一座。また、歌舞伎を演じる劇場。 
東京都中央区にある劇場。明治22年（1889）福地桜痴が建設。明治44年（1911）に改築されるも漏電により焼失、大正13年（1924）...
きょう‐が・る【興がる】
［動ラ五（四）］ １ 興味を示す。おもしろがる。「一座の—・るような話を持ち掛けて」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 ２ 一風変わっている。酔狂である。「竹斎とて、—・る痩法師一人あり」〈仮・竹斎・上〉
きょう‐じょ【興女】
遊女。「ただ—は酒なんどの一座は所々にて」〈浮・一代女・一〉
興(きょう)を醒(さ)ま・す
おもしろみや楽しい気分をそぐ。白ける。興ざめする。「一座の—・す長話」
