おう‐しゅう【奥州】
陸奥(むつ)国の異称。白河・勿来(なこそ)の関から北の磐城(いわき)・岩代・陸前・陸中・陸奥(むつ)5か国の総称。現在の福島・宮城・岩手・青森の4県と秋田県の一部にあたる。 [補説]市名別項。→奥州
おうひ‐の‐たに【王妃の谷】
エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸の丘陵にある新王国時代(前16〜前11世紀)の岩窟墓群。王が埋葬された王家の谷の南約1.5キロメートルに位置し、主に第18王朝から第2...
おうむ‐がえし【鸚鵡返し】
1 他人の言ったとおりに言い返すこと。「—に答える」 2 和歌の詠み方の一。相手から詠みかけられた歌の一部だけを変えて、別の趣向で返歌すること。 3 酒宴の席で、相手の差す杯を干して、すぐ返杯す...
おおい‐やき【覆い焼き】
写真で、陰画の露出不足の部分に対し、紙などで覆って露光時間を短くすることで適正露出にすること。パソコンのフォトレタッチソフトでデジタル画像の一部を明るくする処理のことも指す。→焼き込み
おおさか‐とりひきじょ【大阪取引所】
大阪市中央区北浜にあるデリバティブ専門の金融商品取引所。旧商号は「大阪証券取引所」。令和2年(2020)7月、東京商品取引所から貴金属・ゴム・農産物市場の一部商品が移管され、総合取引所となる予定...
おおはし‐がわ【大橋川】
島根県北東部、宍道(しんじ)湖と中海(なかうみ)を結ぶ川。斐伊(ひい)川の一部。長さ約8キロ。宍道湖東端から流出し、松江市市街地を東に流れ中海に注ぐ。市街地内を流れる大橋川には上流から下流に向か...
おおみね‐おくがけみち【大峰奥駈道】
奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡(なびき)と呼ばれる75か所の修行場が設けてあり、ここを順に修行して歩く。熊野本宮大社の本宮...
おおみねさん‐じ【大峰山寺】
奈良県吉野郡天川村にある寺院。のちに修験道の開祖となった役(えん)の行者(ぎょうじゃ)が修行をし、開いたとされる霊場。本堂は江戸時代の元禄4年(1691)に再建されたもので、国の重要文化財。蔵王...
おおや‐の‐せきぶつ【大谷の石仏】
宇都宮市大谷町の天台宗大谷寺にある磨崖仏(まがいぶつ)。千手観音・阿弥陀三尊像などで、多くは平安時代、一部は鎌倉初期の作とされる。
オカバンゴ‐デルタ【Okavango Delta】
アフリカ南部、ボツワナ北西部の盆地に広がる湿地。乾燥したカラハリ砂漠にオカバンゴ川が流れ込み、世界最大の内陸デルタを形成している。面積約1万6000平方キロメートル。野生動物にとって貴重な水場と...