ちょうじ‐ぶろ【丁子風炉】
香炉に似た金属製または陶器製の風炉。これに釜(かま)をかけ、チョウジを煎(せん)じて香気を発散させる。防臭・防湿に用いた。
ちょうじ‐ゆ【丁子油】
「ちょうじあぶら」に同じ。
ちょう‐すう【丁数】
1 2で割り切れる数。丁の数。偶数。半数に対していう。 2 多く和装本において、書物の紙の枚数。
ちょう‐せん【丁銭】
「丁百(ちょうびゃく)」に同じ。
ちょう‐ちょう【丁丁/打打】
[副]かん高い音が続いて響くさまを表す語。「碁石の音のみ—と響いて居る」〈蘆花・黒潮〉
ちょうちょう‐はっし【丁丁発止】
[副] 1 激しい音を立てて、刀などで打ち合うさまを表す語。 2 激しく議論をたたかわせ合うさまを表す語。「議場で—と渡り合う」
ちょう‐づけ【丁付け】
書物に枚数やページ数をつけること。
ちょう‐と【丁と】
[副]《古くは「ちょうど」》 1 物が強くぶつかり合うさま。また、その音を表す語。はっしと。ばしっと。「太刀を—打ち下ろす」 2 激しくにらみつけるさま。「入道相国を—にらまへて」〈平家・五〉 ...
ちょう‐ど【丁度】
[副]《「丁(ちょう)と」からできた語か。「丁度」は当て字》 1 ある基準に、過不足なく一致するさま。きっかり。ぴったり。きっちり。「—約束の時間に着く」「ブラジルは—日本の裏側にある」 2 あ...
ちょう‐はん【丁半/重半】
1 さいころの目の丁(偶数)と半(奇数)。 2 2個のさいころを振って、合計が丁か半かを勝負する賭博(とばく)。