みか‐づき【三日月】
1 陰暦で3日の夜に出る細い弓形の月。また、その前後の、月齢の若い月。《季 秋》「—や膝へ影さす舟の中/太祇」 2 「三日月形」に同じ。 [補説]書名別項。→三日月
みかづき【三日月】
村上浪六の小説。明治24年(1891)、校正係として勤めていた「郵便報知新聞」の日曜附録「報知叢話」に連載した処女作で、読者の好評を得て著者は小説家となった。
みかづき‐がた【三日月形】
三日月のように弓なりに曲がっている形。みかづきなり。
みかづきがた‐さきゅう【三日月型砂丘】
⇒バルハン
みかづき‐こ【三日月湖】
三日月形の河跡湖(かせきこ)。牛角湖。
みかづき‐なり【三日月形】
「みかづきがた」に同じ。
みかづき‐まゆ【三日月眉】
三日月形の眉。黛(まゆずみ)で三日月形に描いた眉。
みかづき‐も【三日月藻】
ミカヅキモ科ミカヅキモ属の緑藻の総称。約80種が知られる。淡水にみられる単細胞の藻類で、形は糸状か三日月状。