さんじゅう‐しちさい【三汁七菜】
本膳料理の膳立ての一。三の膳付きの特に丁重なもの。本膳に一の汁・なます・煮物・飯・香の物、二の膳に二の汁・平皿・猪口(ちょく)、三の膳に三の汁・刺身・茶碗、向こう膳には焼き物をつける。
さんじゅうしちどう‐ほん【三十七道品】
悟りの境地を実現するために小乗仏教で行う実践修行法。四念処・四正勤・四如意足・五根・五力・七覚支・八正道をいう。三十七覚分。
さんじゅう‐しょう【三重唱】
三人の歌い手による重唱。トリオ。
さんじゅう‐しょうてんレンズ【三重焦点レンズ】
場所によって三つの焦点距離をもつレンズ。遠近両用、遠中近用の眼鏡などに用いられ、用途が異なる三つのレンズの間にはっきりとした境目が存在する。三焦点レンズ。トリフォーカルレンズ。
さんじゅう‐すいそ【三重水素】
水素の同位体で、質量数3のもの。トリチウム。
さんじゅう‐そう【三重奏】
三つの独奏楽器による重奏。ピアノ・バイオリン・チェロによるピアノ三重奏など。トリオ。
さんじゅう‐だな【三重棚】
茶道具の棚物(たなもの)の一。地板(じいた)の上に棚板が三段に重なったもの。地板に水指(みずさし)、その上の段に棗(なつめ)、その上に柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)を飾る。天板には一輪ざしを...
さんじゅう‐てん【三重点】
純粋な物質で、液相・気相・固相が共存するとき、状態図における三つの相に共通な一点。→水の三重点
さんじゅう‐とが【三獣渡河】
仏語。「優婆塞(うばそく)戒経」に説く語。三乗の修行に深浅があることを兎(うさぎ)・馬・象が川を渡るさまにたとえたもの。声聞乗(しょうもんじょう)は兎が水に浮いて水底に届かないように、縁覚乗(え...
三十(さんじゅう)にして立(た)つ
《「論語」為政から》30歳で自己の見識を確立し、独立する。→而立(じりつ)