もり‐あげ【盛(り)上げ】
1 盛り上げること。高めること。「雰囲気の—に失敗する」 2 日本画で、胡粉(ごふん)を厚く盛り上げてから彩色し、装飾的効果を高める方法。盛り上げ彩色(ざいしき)。油絵では、ナイフなどで絵の具を...
もり‐さ・げる【盛(り)下げる】
[動ガ下一][文]もりさ・ぐ[ガ下二]《「盛り上げる」からできた語》俗に、気持ちや勢いを削ぐ。その場の雰囲気などを悪くする。「余計な一言で場を—・げる」
も・る【盛る】
[動ラ五(四)] 1 物を容器に入れて満たす。「飯を茶碗に—・る」 2 積んで高くする。積み上げる。「果物を山と—・る」「入り口に塩を—・る」 3 薬剤を調合する。また、それを与える。特に、毒を...
諸刃(もろは)の剣(つるぎ)
《両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れのあることから》一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ。両刃の剣。
もんだい‐がい【問題外】
[名・形動]問題として取り上げる価値がないこと。問題にならないこと。また、そのさま。「彼は代表としては—の人物だ」
もんだい‐さく【問題作】
取り上げるべき問題を含んだ作品。また、注目や話題を集めた作品。「今年最大の—」
問題(もんだい)になら◦ない
論議や比較の対象として取り上げる価値がない。話にならない。また、差がありすぎて比較の対象にならない。「こんな案では—◦ない」「対戦相手が初心者じゃ—◦ない」
やき‐あ・げる【焼(き)上げる】
[動ガ下一][文]やきあ・ぐ[ガ下二] 1 焼いて仕上げる。「茶碗をみごとに—・げる」「パイをおいしく—・げる」 2 すっかり焼いてしまう。「館(たち)に火をかけ—・げて」〈平家・四〉
やき‐しめ【焼(き)締め】
《「やきじめ」とも》 1 陶器の素地(きじ)を焼いて固めること。そのあとで釉(うわぐすり)をかけ、低火度で焼き上げる。締め焼き。 2 高温の酸化炎で焼いた、釉のかかっていない焼き物。備前焼・信楽...
やしな・う【養う】
[動ワ五(ハ四)] 1 自分の収入で家族などが生活できるようにする。扶養する。「妻子を—・う」 2 衣食などのめんどうを見ながら育てる。養育する。「孫を大切に—・う」 3 食物を与えて飼う。「家...