かさ‐いし【笠石】
1 石や煉瓦(れんが)積みの塀や手すりの上部に載せる石。 2 石灯籠の上部の笠状の石。
かさ‐のり【傘海苔】
カサノリ科の緑藻。南西諸島の海岸の潮だまりに群生。高さ4〜6センチ。柄の上部に緑色の傘をつけ、下部に仮根をもつが、1個の細胞からなる。
かしら‐ぬき【頭貫】
柱の上部を連結する貫。柱貫。
か‐せん【靴氈/花仙/窠銭】
靴(か)の沓(くつ)・半靴(ほうか)・毛沓(けぐつ)の上部の立挙(たてあげ)につける織物。赤地・青地の錦などを用いる。〈和名抄〉
かた【肩】
1 人の腕が胴体に接続する部分の上部、および、そこから首の付け根にかけての部分。「—をもむ」「—を組む」 2 動物の前肢や翼が胴体に接続する部分の上部。 3 衣服の、1に相当する部分。「—にパッ...
かた‐がき【肩書(き)】
[名](スル) 1 名刺や印刷物などで、氏名の上部や右肩に官位・職名などを添えて書くこと。また、その官位・職名など。「番地官名など細かに—して」〈蘆花・不如帰〉 2 その人を特徴づける社会的な地...
かとう‐がた【火灯形】
火灯1のように上が狭く下の広がった形。上部が尖頭(せんとう)アーチ形のものをいうことが多い。
かとう‐まど【火灯窓】
上部が尖頭アーチ状の窓。唐様建築に初めて使われた。源氏窓。花頭窓。
かに‐くさ【蟹草】
カニクサ科の蔓性(つるせい)で多年生のシダ。関東以西の山地に自生。蔓状の地上部は葉の変形したもので、葉状の部分は羽片。夏、上方の羽片の裏面にカニの内臓に似た胞子嚢(ほうしのう)群をつける。漢方で...
か‐の‐くつ【靴の沓】
晴れの儀式のとき、束帯に用いた靴。革製、黒漆塗りで、上部を靴氈(かせん)とよぶ赤地または青地の錦で飾る。足首に靴帯(かたい)という金銅の鉸具(かこ)をつけた革の帯をつける。靴(か)。