あげまつ‐まち【上松町】
⇒上松
あげ‐まり【上げ鞠】
蹴鞠(けまり)で、けり始めの作法。懸かりの木や人に当たらないように、人の目の高さほどにけり上げる。貴人や名人が務めた。「御門(みかど)も御鞠に立たせ給へり。二条関白良実—し給ひき」〈増鏡・おりゐる雲〉
あ・げる【上げる/揚げる/挙げる】
[動ガ下一][文]あ・ぐ[ガ下二] 1 そのもの全体または部分の位置を低い所から高い方へ動かす、また、移す。 ㋐物の位置を低い所から高い所に移す。「箱を棚に—・げる」「幕を—・げる」「すだれを—...
あげろ‐の‐やま【上路の山】
新潟県糸魚川(いといがわ)市にある山。麓の海辺に難所として知られる親不知(おやしらず)がある。
うえ【上】
[名] 1 位置関係で、基準とするものより高い方、高い所をいう。 ㋐立体的に見て、高い所。高い場所。「一段—に上る」⇔下(した)。 ㋑紙などの平面で、縦の方向で自分より遠くに離れている所。「横...
うえ‐うえ【上上】
高貴な身分の人々。「さりとは口惜しき下々の心底なり。—には仮にもなき事ぞかし」〈浮・五人女・二〉
上(うえ)から目線(めせん)
俗に、上の立場の者が下の者に対して示す言動。人に対して露骨に見下した態度を取ること。
うえ‐さま【上様】
1 天皇・将軍など、高貴な人の敬称。おかみ。 2 領収書などで、相手の名前の代わりに書く語。じょうさま。
うえ‐ざま【上様/上方】
上のほう。上部。「衣—にひきかへしなどしたるもあり」〈枕・一二〇〉
うえ‐した【上下】
1 位置・場所などの上と下。じょうげ。「書棚の—を入れ替える」 2 (「うえしたになる」の形で)上と下が逆になる状態。さかさま。「揺れて積み荷が—になる」 3 身分の上下。また、身分の上の者と下...