か‐りょう【下僚】
役所などで、その人より地位の低い者。下役。
かろ‐きょう【下路橋】
通路が主構造の下側にある形式の橋。つり橋など。→上路橋(じょうろきょう)
くだい・す【下いす】
[動サ特活]《「くださります」の音変化》くださいます。「ふん、その青竜湯とやら、醒めるものなら一服—・せんか」〈咄・軽口五色紙〉
ください【下さい】
《動詞「くださる」の命令形》 1 「くれ」の尊敬語。相手に物や何かを請求する意を表す。ちょうだいしたい。「手紙を—」「しばらく時間を—」 2 (補助動詞)「お」を伴った動詞の連用形、「ご(御)」...
くださ・る【下さる】
[動ラ五(四)]《動詞「くだされる」(下一)の五段化》 1 「与える」「くれる」の尊敬語。お与えになる。くだされる。「祝電を—・った」 2 (補助動詞)「お」を伴った動詞の連用形、「ご(御)」...
下(くだ)さる物(もの)は夏(なつ)も小袖(こそで)
《「小袖」は絹の綿入れ》人がくれる物は季節外れの物でも何でもありがたくもらったほうがよいということ。また、欲の深いことのたとえ。貰(もら)う物は夏でも小袖。
くだされ‐もの【下され物】
目上の人からいただいたもの。たまわりもの。ちょうだいもの。
くださ・れる【下される】
[動ラ下一][文]くださ・る[ラ下二]《動詞「くだ(下)す」の未然形に助動詞「れる」が付いたものから》 1 《「れる」が尊敬の意の場合》「与える」「くれる」の尊敬語。「くださる」よりも敬意が強い...
くださん・す【下さんす】
[動サ特活]《「くだされます」「くださります」の音変化。近世上方で、主として女性が用いた》 1 「くれる」の意の尊敬語。くださいます。「祝儀とて、との達から—・すこともござんす」〈難波鉦・二〉 ...
くだし【下し】
1 「下し薬」の略。「—をかける」 2 くだすこと。申し渡すこと。「これ、まのあたりにて参らせよ、と侍りつる—の侍りつれば」〈宇津保・国譲下〉