くだん・す【下んす】
[動サ特活]《「くださんす」の音変化》 1 「くれる」の意の尊敬語。くださいます。「たばこ火ひとつ—・せ」〈ひとりね・上〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、「…て...
くんだり【下り】
[接尾]《「くだ(下)り」の撥音添加》地名などに付いて、中心地からみて遠く隔たった意を表す。「こんな田舎—まで来てしまった」
げ【下】
1 程度・価値・等級・序列などが低いこと。標準より劣っていること。下等。した。「中の—の成績」⇔上(じょう)。 2 書物や文の章段などで、二つまたは三つに分けたものの最後のもの。「—の巻」⇔上(...
げ【下/夏/華】
〈下〉⇒か 〈夏〉⇒か 〈華〉⇒か
げ‐かい【下界】
1 仏語。天上界に対して、この世。人間界。 2 高所から見た低い地帯。「頂上に立ち—を見下ろす」
げ‐かん【下官】
1 下級の官職。下級の官吏。 2 役人が、自分のことをへりくだっていう語。卑官。「—退出」〈小右記・寛仁元年八月廿七日〉
げ‐かん【下巻】
書物の巻数を二つまたは三つに分けてある場合の最後の巻。
げ‐かん【下疳】
性交によってできる伝染性の潰瘍(かいよう)。陰部に生じることが多いが、口唇や指などにもできる。病原菌によって軟性下疳、硬性下疳、混合下疳の3種がある。疳瘡(かんそう)。
げかんしゅう【下官集】
鎌倉初期の歌学書。1巻。藤原定家著とされる。成立年代未詳。仮名で草子や歌を書くときの法式を記し、定家仮名遣いについて述べたもの。
げ‐き【下機】
「下根(げこん)」に同じ。