げざ‐ぶれ【下座触れ】
江戸時代、貴人の通行のとき、先駆けなどが下座すべきことを触れ歩くこと。
げざ‐み【下座見】
江戸城の諸門・番所の下座台にいて、三家・三卿・老中・側用人(そばようにん)・若年寄などの登城・下城・通行の際、下座についての注意を与えた職。
げ‐ざん【下山】
[名](スル)《「げさん」とも》 1 山を下りること。「全員が無事—する」⇔登山。 2 寺で一定期間修行したのち、俗世間に出てゆくこと。
げ‐し【下司】
身分の低い役人。特に、中世、荘園の現地で実務を行った荘官のこと。京都にいる荘官の上司に対していう。げす。
げし‐にん【解死人/下手人】
「げしゅにん(下手人)」の音変化。「累代の家人に囲まれて—乞はれ出す例やある」〈太平記・二七〉
げ‐しゃ【下車】
[名](スル)電車や自動車から降りること。また、電車から降りて駅の改札を出ること。降車。「東京駅で—する」「途中—」⇔乗車。
げ‐しゅ【下種】
仏語。信仰の種を人々にうえつけること。仏法にはじめて結縁(けちえん)する段階をいう。
げ‐しゅく【下宿】
[名](スル) 1 ある期間、あらかじめ契約を結んで部屋を借り、部屋代・食費などを払って居住すること。また、その家。「大学の近くに—する」 2 宿泊費の安い下等な旅館。安宿。したやど。
げしゅく‐だい【下宿代】
下宿の代として支払う金銭。「仕送りから—を支払う」
げしゅく‐や【下宿屋】
下宿1を営む家。