したとり‐ほうろく【下取り焙烙】
茶の湯で、炉の中をならすとき、火灰を取り入れる焙烙。
した‐どい【下問ひ/下聘ひ】
ひそかに女の所へ通うこと。「あしひきの山田を作り山高み下樋(したび)を走(わし)せ—に我が問ふ妹(いも)を」〈記・下・歌謡〉
した‐どり【下取り】
[名](スル)商品の代金の一部に当てるものとして、購入した客から古くなった同種の品物を引き取ること。「車を—に出す」
した‐ない【下内】
表ざたにしないこと。内密。「どうぞ、皆が沙汰なしに—で」〈浄・廿四孝〉
した‐なき【下泣き】
《「した」は心の意》心の中で泣くこと。忍び泣き。「下問ひに我が問ふ妹(いも)を—に我が泣く妻を今夜(こぞ)こそは安く肌触れ」〈記・下・歌謡〉
した‐なげ【下投げ】
1 腕を下からすくうように振って、物を投げること。⇔上投(うえな)げ。 2 茶を先に入れて、あとから湯をさすこと。⇔上投(うわな)げ。
した‐なげし【下長押】
床または縁板の上にある長押。⇔上長押(うわなげし)。
した‐ならし【下馴らし】
あらかじめならしておくこと。
した‐に【下煮】
[名](スル)煮えにくい材料をあらかじめ煮ておくこと。「豆を—しておく」
した‐に【下荷】
荷を積むとき、下に積む荷物。下積みの荷物。