ぎくり
[副]不意をつかれて驚き恐れるさま。ぎくっ。「図星をさされて—とした」
ぎっくり
[副](スル) 1 不意をつかれて驚き動揺するさま。ぎくっ。「急に名前を呼ばれて—(と)する」 2 歌舞伎の見得(みえ)で、にらむさま。「かさを持って—とにらんだらの」〈滑・浮世風呂・前〉 ...
クレランボー‐しょうこうぐん【クレランボー症候群】
1 ⇒恋愛妄想 2 自分の意志に反し、人格とは無関係に起こる精神現象。不意にある考えが浮かぶ、思考が中断する、ある記憶を繰り返し思い起こす、などの症状があらわれ、進行すると幻聴や妄想が生じる。
けい‐どう
江戸時代、町奉行が行った私娼窟(ししょうくつ)やばくち場への不意の手入れ。臨検。けいど。「—の言ひ訳日済(ひなし)聞き飽きる」〈柳多留・七〉 [補説]「警動」「怪動」とも書く。
さし‐ぐみ
《動詞「さしぐむ(差し含む)」から。多く「に」を伴って副詞的に用いる》不意であること。突然に現れること。だしぬけ。「—に古物語にかかづらひて夜を明かし果てむも」〈源・橋姫〉
サプライズ‐パーティー【surprise party】
《surpriseは驚きの意》祝い事の当事者に秘密で計画し、不意に開始して驚かせるパーティー。「結婚祝いの—」
しゅう‐げき【襲撃】
[名](スル)襲いかかること。不意をついて攻めること。「背後から—する」
尻毛(しりげ)を抜(ぬ)・く
他人が油断しているすきにつけ込んで、不意に事をしでかす。
心臓(しんぞう)が飛(と)び◦出(で)る
不意の出来事にひどく驚くことのたとえ。口から心臓が飛び出る。「暗がりで急に声をかけられ、—◦出るほど驚いた」
すっぱ‐ぬき【素っ破抜き】
1 すっぱ抜くこと。また、すっぱ抜いた事柄。「特ダネの—」 2 刃物を不意に抜くこと。「浪人衆(しゅ)が三人、御酒のうへで—して怪我人もありましたから」〈滑・続膝栗毛・一二〉