ふとう‐りとく【不当利得】
法律上の原因がないのに他人の財産や労務によって利益を受け、そのために他人に損失を与えること。
ふとう‐れんばい【不当廉売】
商品や役務を不当に安い価格で継続して販売し、他の事業者の事業活動を妨げる行為。独占禁止法で禁止されている。ダンピング。 [補説]国際貿易では、国内価格よりも安い価格で輸出することをいう。
ふとう‐ろうどうこうい【不当労働行為】
使用者が労働者に対してその団結権・団体交渉権・争議権および労働組合の自主性などを侵害する行為。労働組合法では、組合員であることその他の理由で不利益な取り扱い(差別待遇)をする行為、黄犬契約・団体...
ふ‐とく【不徳】
[名・形動] 1 身に徳の備わっていないこと。 2 人の行うべき道に反すること。また、そのさま。不道徳。「—な(の)輩(やから)」「—漢」
ふ‐とくい【不得意】
[名・形動]得意でないこと。また、そのさま。不得手。「—な学科」
ふ‐とくぎ【不徳義】
[名・形動]徳義に背くこと。また、そのさま。「危急時に—な業者がはびこる」
ふ‐とくさく【不得策】
[名・形動]得策でないこと。また、そのさま。「事を荒立てるのは—だ」
ふ‐とくしん【不得心】
[名・形動] 1 納得できないこと。また、そのさま。「行儀作法の躾もせんうちに信吾さんに添わせるのは私は—でござりますよし」〈有吉・助左衛門四代記〉 2 心ないこと。無作法であること。また、その...
ふ‐とくてい【不特定】
[名・形動]特に定まっていないこと。また、そのさま。「—な(の)対象」「—多数」
ふとくてい‐たすう【不特定多数】
傾向や性質などを一つにしない、個々の多数の集まり。「—の有権者に訴える」