カラコルム‐さんみゃく【カラコルム山脈】
《Karakorum》インド・パキスタン・中国の国境地帯にある大山脈。7000メートル級の高山が多く、最高峰はK2(ケーツー)の8611メートル。
から‐ごころ【漢心/漢意】
中国的なものの考え方。中国の文化に心酔し、それに感化された思想を持つことを、江戸時代の国学者が批判的にいった語。→大和心(やまとごころ)「—とは、漢国(からくに)のふりを好み、かの国を尊ぶのみを...
から‐ざえ【漢才】
《「さえ」は「さい」の音変化》中国の学問に通じていて、漢詩文を作ることに巧みなこと。また、その才能。かんさい。「—はよくて、詩などは、いみじく作られけれど」〈愚管抄・三〉
からし‐な【芥子菜】
アブラナ科の越年草。葉は基部がくさび状に細まる。春、とう立ちして高さ1メートル以上になり、黄色の十字形の花を総状につける。葉に辛みがあり、漬物などに用いる。種子は黄色で辛みがあり、香辛料とする。...
から‐たち【枸橘/枳殻】
ミカン科の落葉低木。高さ約2メートル。枝は緑色でとげがあり、葉は3枚の小葉からなる複葉。春、葉より先に白い5弁花が咲く。実は球形で芳香があり、黄色に熟すが、酸味が強くて食べられない。漢方で未熟果...
から‐ふう【唐風】
中国のやり方。中国風。唐様。
から‐ふね【唐船】
中国の船。外国の船。また、それにならってつくられた船。もろこしぶね。「わが恋は博多を出づる—のゆたのゆたたひ追ひ風を待つ」〈夫木・三三〉
から‐ぶみ【漢書】
中国の書物。漢文の書物。漢籍。かんしょ。「うたてなど大和にはあらぬ—の跡を学ばぬ身となりにけん」〈新撰六帖・五〉
から‐まなび【唐学び/漢学び】
中国の学問をすること。また、それによって身についた学問や才能。かんがく。「中世以来学問道徳の権威としてこの国に臨んで来た—風の因習からも」〈藤村・夜明け前〉
から‐もじ【唐文字】
中国の文字。漢字。⇔大和文字(やまともじ)。